「安西水丸の展示をみて、ぼくは目から鱗が落ちた、
ぼくはイラストレーションが好きじゃないかもしれないと思った。絶対見に行ったほうがいいよ」
と、大学時代のイラストの先生が言うので週末にKYOTOえきに行きました。

わたしは先生みたいに難しいことはわからなかったけど
安西水丸はこころから楽しんで描いているということがよくわかった。
上手くみせようとか、間違えた所をごまかそうとか、
難しい小細工とかそういうものがない。(ように見えた)

本当にたのしんでいるなぁという
あっけらかんとした無邪気な絵で、
それが見る人にも心地よさを与えていると思いました。

でも昔ガロに掲載していた「青の時代」という漫画が
その子供のようなタッチの中に
淋しく薄暗い空気がただよっているような漫画でとても惹かれた。
影のことをしっかりわかっているから
光を描けるというか、そんな気がしました。